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動脈硬化の危険因子―治療基準と方法―

動脈硬化性疾患のリスク評価チャート

笠置文善片山博昭児玉和紀上島弘嗣

The Lipid Vol.19 No.2, 80-86, 2008

[Summary]日本を代表する集団の19年に及ぶ死亡追跡調査成績(NIPPON DATA80)に基づいて, 動脈硬化性疾患である冠動脈疾患や脳卒中死亡のリスク評価チャートを作成しその読み方について解説した. このリスク評価チャートは, 男女別に, 年齢, 収縮期血圧, 血清総コレステロール, 糖尿病の有無(随時血糖値より200mg/dL未満か以上かで二分), 喫煙習慣の個人がもっている危険因子のレベルに応じて, その後の10年以内の死亡確率が色付け図示されている. 冠動脈疾患や脳卒中死亡に対する自らの健康度を見た目で容易に把握することができ, 生活習慣の改善, 予防対策や治療の個人への動機付けに利用することができる. はじめに 個人のもっている危険因子に応じて, 動脈硬化性疾患の発症予測を量的に図表化したツールとして, フラミンガム研究に基づいた冠疾患スコア表1)やニュージーランドの冠リスクチャート2)があるが, これらは欧米人を対象としたチャートでありわが国にそのまま適用できるとは言い難い.

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