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動脈硬化の危険因子―治療基準と方法―

脂質異常症の運動療法

(動脈硬化性疾患予防のために)

枇榔貞利

The Lipid Vol.19 No.2, 66-71, 2008

[Summary]運動療法の長期の有用性に関しては, 多くの臨床研究により証明されている. すなわち総死亡率の減少, 冠動脈疾患・脳血管障害の発症・死亡率の減少, 各種危険因子の発症予防・治療効果, さらに生活の質(QOL)の向上なども期待できる. 運動療法で重要なのは, いかに身体活動量を増やすかであり, 余暇時の運動のみならず一般生活の中で活動量を増やす努力が必要である. また, 臨床研究が証明しているように長期の継続療法が必要であるため, いかに生活習慣の中に組込み生涯を通じて実践できるかが重要である. はじめに 運動療法は, 食事療法とともに生活習慣の改善として重要な治療法ではあるが, 治療する側も治療を受ける側も効果が短期間で目に見えて現れないためないがしろにされることが多い. しかし, かなり以前より欧米を中心として多くの疫学研究, 介入試験などにより長期にみたときの有用性は明らかとなっている.

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