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動脈硬化の危険因子―治療基準と方法―

大規模臨床試験からみた動脈硬化予防

木庭新治佐々木淳

The Lipid Vol.19 No.2, 19-29, 2008

[Summary]動脈硬化性疾患予防ガイドラインの作成では多数の質の高い大規模臨床試験, 特にランダム化比較試験やメタ解析の結果に基づいたエビデンスが重視される. 脂質低下薬のメタ解析からスタチンの冠動脈疾患(CHD)一次および二次予防, ω3系多価不飽和脂肪酸の二次予防効果が認められる. スタチンによるLDL-コレステロール(LDL-C)低下療法はCHDだけでなく脳卒中の発症予防効果も認める. 特にCHDや高リスク患者ではCHD死や総死亡などのハードイベントの低下が認められる. 積極的脂質低下療法によりLDL-C80mg/dL未満に低下させると冠動脈プラークの進展抑制だけでなく退縮の可能性も報告された. しかし, 強力なLDL-C低下療法については十分なコンセンサスは得られていない. はじめに 動脈硬化性疾患予防ガイドラインの作成では多数の質の高い大規模臨床試験, 特にランダム化比較試験(Randomized controlled trial;RCT)やメタ解析の結果に基づいた推奨レベルとエビデンスレベルが重視される(表(1)).

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