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食後高脂血症の新しい捉え方

食後高脂血症の診断

―食前値からの推測も含め―

多田紀夫

The Lipid Vol.18 No.4, 25-30, 2007

近年,食後に増加するリポ蛋白と動脈硬化発生との関連性が注目されはじめ,食後高脂血症という疾病概念は,こうした素地をもとにして生まれた.明確な定義づけはまだないが,食後高脂血症とは食後に血清脂質が異常な増加を示し,かつ,この増加が遷延するものを指している.その程度を推し量る目的で,早朝空腹時に一定量の脂肪を経口的に負荷し,負荷後増加する血清脂質を経時的に観察する方法がとられる.本稿では,これまで報告された各施設での脂肪負荷試験の内容とともに,われわれが行っている脂肪負荷試験の実際的施行法を記述し,将来期待されるコンセンサスが得られた診断法確立のための一助としたい.

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