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再びコレステロールを考える

細胞内コレステロール・脂質代謝制御とその異常

石橋俊

The Lipid Vol.18 No.3, 18-25, 2007

コレステロールは哺乳類の生存に必須の分子であり, すべての細胞にコレステロールの合成能が備わっている. また, 血中のリポ蛋白からもリポ蛋白受容体経路で細胞内へコレステロールが供給される. 小腸におけるコレステロール吸収はNPC1L1による. 小腸と肝臓では, エステル化を受けたのち, リポ蛋白へ組み込まれて血液中に分泌される. コレステロールを前駆体として, 肝臓では胆汁酸が, ステロイドホルモン産生臓器ではステロイドホルモンが生成される. それ以外の臓器では, コレステロールの分解経路は存在しないため, コレステロールの細胞外への直接的放出がコレステロールの唯一の出口となる. この過程には1群のABCトランスポーターが関与する.

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