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肝の脂質代謝異常の臨床―最新の知見―

原発性胆汁性肝硬変症(PBC)における脂質代謝異常

木下誠

The Lipid Vol.17 No.2, 60-64, 2006

原発性胆汁性肝硬変(PBC)では, 著明な高HDL血症と高LDL血症が認められる. 高HDL血症は, アポ蛋白Eに富む大粒子のHDLが増加しているために出現している. この原因として, 肝性リポ蛋白リパーゼが関与している可能性が考えられている. LDLの増加は, 閉塞性黄疸で出現するLpXが増加しているためと考えられる. また, PBCではコレステロールエステル転送蛋白が著増していることも知られている. PBC患者では, 高LDL血症にもかかわらず動脈硬化性疾患が増加しているとの報告は認められていない.

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