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肝の脂質代謝異常の臨床―最新の知見―

肝臓におけるインスリン感受性制御の分子機構

―最近の知見―

島野仁

The Lipid Vol.17 No.2, 14-20, 2006

肝臓におけるインスリン抵抗性は, メタボリックシンドローム, 糖尿病における病態形成においてきわめて重要である. 肝臓におけるインスリンシグナルにおいてIRS-2はキープレイヤーであり, 転写レベルで発現が調節されており, またインスリン抵抗性においては発現が低下していることが多い. IRS-2発現抑制によるインスリン抵抗性の惹起因子として, 脂質合成転写因子SREBP-1cが注目されるが, 最近, IRS-2の発現活性化因子として, Foxoならびに新規転写因子TFE3が発見され, インスリン抵抗性改善作用を含めて代謝に対する広汎な作用が認められ, 治療標的として期待される.

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