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喘息の病態評価の進歩を管理の向上へ

誘発喀痰検査による気道病変部位の推定:原理と限界

久米裕昭武田直也

喘息 Vol.19 No.1, 29-33, 2006

気管支喘息における末梢気道炎症の重要性が注目されている. しかし, この疾患の管理に用いられているピークフローや1秒量などの肺機能は, 主に中枢気道の気流制限を反映しており, 末梢気道の病変を正確に評価できていない. 誘発喀痰検査は, 肺機能の低下した患者に行うことは困難であるが, 低侵襲性, 反復性に気道炎症を直接検索することが可能である. さらに, 喀出された時相によって炎症病変の部位が推測できる. 気管支喘息患者において臨床症状や肺機能検査所見は, 喀痰中の好酸球分画と必ずしも一致していない. ゆえに, この疾患の治療, 管理の質を一層向上させるには, 肺機能検査に加え, 誘発喀痰検査で末梢気道炎症を直接検索することが必要である.

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