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特集 多発性骨髄腫の最新情報Ⅱ

治療ガイドラインからみた骨髄腫治療指針

Clinical practice guideline for treatment of multiple myeloma.

稲垣淳飯田真介

Pharma Medica Vol.34 No.1, 25-30, 2016

「はじめに」2013年10月に日本血液学会(Japanese Society of Hematology;JSH)より白血病,リンパ腫,骨髄腫の3疾患に関する「造血器腫瘍診療ガイドライン」1)が発刊された。多発性骨髄腫の診療ガイドラインは,JSHガイドラインの他にNational Comprehensive Cancer Network(NCCN)のガイドライン2),British Committee for Standards in Haematology(BCSH)and UK Myeloma Forum(UKMF)のガイドライン3)4),Mayo Clinicのガイドライン5)が出版されており,ガイドラインごとに特色がある。JSHガイドラインは日本の造血器腫瘍の特徴や医療の実情も加味した独自の診療ガイドラインである。造血器腫瘍の各疾患について,総論,アルゴリズム,clinical question(CQ)の構成となっており,診断・治療・予後予測などの実地診療に有益な情報が簡潔に提供されている。また,CQとその回答を記載することで,ガイドラインでの推奨の根拠が明確に示されている。
「KEY WORDS」骨髄腫,治療,ガイドライン,血液学会

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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