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眼と内科疾患

眼はからだの一部

坪田一男

Pharma Medica Vol.26 No.9, 9-13, 2008

「はじめに」眼はからだの一部であることはいうまでもない. 眼ばかりでなく, 肝臓でも腎臓でもすべての臓器はからだの一部である. この事実はあたりまえではあるが, 現在の医療が“臓器別”に行われているためにどうしても, 眼科医は眼を診察し, 肝臓の専門医は肝臓を診察することになる. 現在の眼科専門医の研修項目をみてみても, ほぼすべてが眼科そのものであり, 眼科という立場から全身を診たり, 全身から眼科を診るという視点は少ない. これはすでに医学生時代および前期研修において全身の研修は終わっているから, 各専門医はその専門領域を極めればいいという理論によっている. 正しい理論であるが, 内科をはじめとして各領域の医学の進歩を考えると, 眼科医のみならずすべての専門医は“からだ”全体の医学を生涯教育として学んでいく必要がある. 「眼はからだの一部」という言葉は大きなメッセージ性をもっている. 「I. 予防医学の台頭により医学の流れに変化が始まっている」また予防医学の面からも, 臓器とからだの関係について変化のきざしがみえ始めている.

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