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抗体医薬up to date―リウマチ編

関節リウマチにおけるインフリキシマブ使用時の関節手術

神戸克明井上和彦

Pharma Medica Vol.25 No.4, 45-49, 2007

「はじめに」関節リウマチ(RA)に対する生物学的製剤の治療効果は, 骨破壊抑制および改善効果など日本においても確認されつつある. しかしながら, すでに関節破壊が起きている症例および生物学的製剤効果減弱例においては, 手術的治療が必要である場合がある. 生物学的製剤使用にあたっては当初, 感染のリスクが非常に高いことが予想されたが, 実際の臨床では通常のRA手術とほとんど変わらないことを経験した. 生物学的製剤使用中の手術にあたっての留意点について熟知しておくことは, RAの集学的治療において重要である. 日本では2003年7月よりRAに対してインフリキシマブの使用が開始されているが, 投与後5~6回目より効果減弱してくるものがある. これらの原因としては, 生物学的製剤の投与間隔や投与量などの日本人にあった使用方法, インフリキシマブ自体に対する抗体(HACA)産生など, 十分な臨床研究の必要性や免疫学的な薬剤」に対する耐性などの検討を要する. インフリキシマブによりC反応性蛋白(CRP)の早期減少は認められるが, 患者は依然関節痛を訴え続けることがある. これらの関節自体に対する治療は整形外科的治療により改善できる.

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