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生活習慣病としての高尿酸血症

インスリン抵抗性と高尿酸血症

浜口朋也

Pharma Medica Vol.25 No.1, 31-36, 2007

「はじめに」高尿酸血症の治療は, 従来, 痛風関節炎の予防および痛風腎や結石などの腎, 尿路系管理の観点から論じられることが多かった. さらに, 近年, 尿酸代謝が糖, 脂質代謝と密接に関係するだけでなく, メタボリックシンドロームから動脈硬化に至る心血管イベントとも強く関連するのではないかと考えられるようになってきており, 高尿酸血症は新たな臨床的意義から注目されている. 特に, メタボリックシンドロームや高尿酸血症に共通する病態の1つとして「インスリン抵抗性」がクローズアップされている. インスリン抵抗性は糖, 脂質代謝異常の原因となるほか, 血管内皮細胞の傷害や血管平滑筋細胞の増殖とも関連して動脈硬化症の発現を助長すると考えられている. 本稿ではこのインスリン抵抗性と高尿酸血症に関連する種々の論点を紹介し, それらを整理してみたい.

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