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M-Review

【Theme 新しい抗体薬;ADC】

胸部悪性腫瘍におけるADC

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.17 No.2 35-40, 2020
著者名
金村宙昌 / 林 秀敏
記事体裁
特集 / 抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
Key Words
胸部悪性腫瘍 / 肺がん / 抗体−薬物複合体

肺がんでは近年,分子標的薬,免疫チェックポイント阻害薬の開発が進んできた。今回紹介する抗体−薬物複合体(ADC)は,細胞傷害性小分子を抗体に共有結合させた治療薬で,現在開発が進んでいる次世代の薬剤である。現在固形がんで米国食品医薬品局(FDA)承認を得ているのはトラスツズマブエムタンシン(T-DM1)のみであるが,ADC開発においては60以上の臨床試験が行われている。小細胞肺がんではrovalpituzumab tesirine(Rova-T)のさまざまなsettingでの臨床試験が進められているが,早期中止となる試験もあり,開発は難航している。乗り越えるべき課題も多いが,ADCはより高い効果が期待できる薬剤であり,今後の発展が注目されている分野である。本稿では,現在開発が進んでいる胸部悪性腫瘍に対するADCを中心に紹介する。
「KEY WORDS」胸部悪性腫瘍,肺がん,抗体−薬物複合体

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2019年12月号(Vol.17 No.2)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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