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Topics Q&A 時流解説

うつ病における炎症仮説について教えてください

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掲載誌
DEPRESSION JOURNAL Vol.5 No.2 22-23, 2017
著者名
門司晃
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
DEPRESSION JOURNAL

うつ病の病態生理において,「炎症」が関連している可能性を示唆する事柄としては以下のようなことが指摘されている.
①C型慢性肝炎治療などに多用されていたサイトカインの一種であるインターフェロン(IFN-α)にはしばしばうつ状態を引き起こす有害作用があった
②血中のIL-6,TNF-α,IL-1βなどの炎症性サイトカイン,高感度CRPなどの炎症マーカーがうつ病患者では高値であり,薬物療法や非薬物療法を問わず,うつ症状の改善と並行して正常化することがある
③高血糖症(糖尿病)をはじめとするいわゆるメタボリック症候群の病態生理には「炎症」が重要な関わりをもっているが,これらの疾患はうつ病との双方向性の合併が多い
④うつ病治療において,「抗炎症療法」が有効である可能性が指摘されている
⑤抗うつ薬や抗精神病薬など一部の向精神薬は,神経炎症調整作用(ミクログリア活性化抑制作用)を本来の作用とは別に有している可能性がある

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

DEPRESSION JOURNAL2017年8月号(Vol.5 No.2)

今やcommon diseaseともいわれる「うつ病」について臨床的な話題をタイムリーかつ臨場感のある誌面で情報発信する学術誌。

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