うつ病診療のUpdate アンケート・座談会
抗うつ薬の適切な使用
―副作用に配慮して
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- 掲載誌
- DEPRESSION JOURNAL Vol.5 No.2 4-15, 2017
- 著者名
- 上島国利 / 下田和孝 / 寺尾岳
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 精神疾患
- 診療科目
- 精神科
- 媒体
- DEPRESSION JOURNAL
本特集では,昨今の臨床において使用頻度の高いSSRI,SNRI,NaSSAなどの抗うつ薬について,その適正使用をテーマにアンケート調査および座談会を行った.
SSRIやSNRIなどは,アミン仮説に基づき,モノアミン再取り込み阻害作用の選択性を高める方向で開発されたものである.うつ病に一定の効果をもたらすが,効果が不十分であったり,副作用もみられる.特に,副作用は患者にとって最大の関心事である.アンケートの回答をみると,臨床医が抗うつ薬に望むことは,一定の効果を示すこと,即効性のあること,副作用のないことである.臨床では,うつ病や抗うつ薬に関して十分な情報を患者に提供し理解を得る患者教育や,薬の投与に際しては漸増・漸減を原則とすることが重要である.今後は,アミン仮説を超えた新しい病因仮説に基づく新薬の登場が待たれる.
SSRIやSNRIなどは,アミン仮説に基づき,モノアミン再取り込み阻害作用の選択性を高める方向で開発されたものである.うつ病に一定の効果をもたらすが,効果が不十分であったり,副作用もみられる.特に,副作用は患者にとって最大の関心事である.アンケートの回答をみると,臨床医が抗うつ薬に望むことは,一定の効果を示すこと,即効性のあること,副作用のないことである.臨床では,うつ病や抗うつ薬に関して十分な情報を患者に提供し理解を得る患者教育や,薬の投与に際しては漸増・漸減を原則とすることが重要である.今後は,アミン仮説を超えた新しい病因仮説に基づく新薬の登場が待たれる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
