Clinical Report 症例紹介
若年性アルコール依存症の青年の症例
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- 掲載誌
- Frontiers in Alcoholism Vol.3 No.1 72-74, 2015
- 著者名
- 大越崇
- 記事体裁
- 症例 / 抄録
- 疾患領域
- 精神疾患
- 診療科目
- 精神科
- 媒体
- Frontiers in Alcoholism
「はじめに」先だって、当紙担当者より、「断酒の家診療所」への取材の打診がありました。とても有意義な申し出を、断らざるを得ませんでした。その理由は、三重断酒新生会が設立し、38年間にわたって地道に続けてきた断酒の家診療所は、2012年3月24日(土)の最終診療日をもって閉所したためです。三重断酒新生会は1972年1月に結成され、1974年に三重県から社団法人格を得て、拠点として断酒の家を建設しました。1975年2月には三重断酒新生会が設立者となって診療所を併設し、私が診療所長となり、他医師1名の協力のもとに診療を開始しました。アルコール依存症患者とその家族の診療とケアのための診療所ですが、開設以来38年、ボランティアとして延べ4名の看護師の協力も得て、毎週土曜午後6時~9時まで脈々と診療を続けてきました。断酒の家診療所は三重断酒新生会の脇役としては十分に役立ってきたと自負しております。診療に当たって、直接の受付会計事務は私たちが行い、後のレセプト処理は委託、医療収入などの以降の事務処理は最終的に断酒会の会計事務のなかで裁かれるため、以前に比べて私の負担はずいぶん軽減されました。しかし、長年の経過のなかで、72歳という私の年齢的なこともあり、運営上の問題や責任の重さを1人でまかなうのは、重荷になり、閉所のやむなきに至ったものです。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
