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M-Review

【特集 アルコール依存症診療における連携の現状と展望】

4 職場・産業医との連携

Cooperation with the workplace, the occupational physician

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掲載誌
Frontiers in Alcoholism Vol.3 No.1 35-39, 2015
著者名
廣尚典
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 精神疾患
診療科目
一般内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 精神科
媒体
Frontiers in Alcoholism

「Summary」労働者の間でアルコール依存症をはじめとするアルコール使用障害は依然として多く、近年ではアルコール依存症と他の精神障害との併存も、回復の困難性、自殺リスクの高まりなどから、産業保健上の大きな問題となっている。アルコール依存症を有する労働者への対応においては、アルコール医療機関と職場関係者との連携がきわめて重要である。職場で適切な支援を行うためには主治医からの助言が有用であるが、職場からの情報がアルコール依存症例の治療に寄与しうることも、軽視されるべきではない。今後さらに両者の連携が労働者のアルコール依存症からの回復、職場再適応に資するためには、仕事内容の根拠となっている法規や活動の枠組み、具体的な日常業務などに関して、従来以上の相互理解が求められる。
「職場のアルコール関連問題と医療機関・職場間連携の重要性」職場においてみられるアルコール関連問題は、飲酒の影響による事故(労働災害を含む)、absenteeism(無断欠勤を含む不定期の欠勤あるいは長期にわたる休業)、presenteeism(作業効率の低下など)、アルコール性健康障害による医療費の増大(健康保険組合の財政への影響)、酩酊などに伴うハラスメント、飲酒運転などに関しての企業の社会的責任問題の発生、さらには親族のアルコール問題に悩まされ勤務に支障が出ることなど、間接的な事柄も含めれば、非常に多様である。
「Key Words」アルコール依存症,産業医,職場,メンタルヘルス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Frontiers in Alcoholism2015年1月号(Vol.3 No.1)

アルコール依存症の心理社会的治療、薬物治療の現状と関連疾患をわかりやすく解説した学術誌

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