【特集 AKIと水電解質】
AKIとK・Ca・P代謝
Potassium, calcium and phosphorus metabolism in acute kidney injury
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- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.4 No.2 37-42, 2014
- 著者名
- 今井直彦 / 安田隆
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓 / 泌尿器
- 診療科目
- 循環器内科 / 消化器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 腫瘍内科 / 手術・救急
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「Summary」AKIでは, ほとんど必ず電解質異常がみられる. そして, その電解質異常の適切な管理がAKIの予後に少なからず影響を与えている. AKIで電解質異常を認めた際には, AKIの原因としての電解質異常と, AKIの結果としての電解質異常の2つに大きく分けて考えることが重要である. 頻度はAKIの結果としての電解質異常が圧倒的に多いが, そのなかでAKIの原因としての電解質異常を見逃さないことが重要である. これは, AKIの原因としての電解質異常では一般的なAKIの治療と併行してその原因の除去, 治療が必須となるからである. たとえば, 高Ca血症によるAKIではAKIの治療と併行して高Ca血症の治療を行う必要性がある. 高Ca血症によるAKIの原因として以前には多くみられていたミルクアルカリ症候群は, その原因として今日ではほとんどみなくなっている. また, 新たに経口リン酸ナトリウム製剤による急性リン酸腎症なども知られるようになった. 本稿では, AKI時にみられる電解質異常をK, Ca, Pに絞って簡単に解説したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
