【特集 AKIと水電解質】
AKIと水・Na代謝
Salt and water metabolism in acute kidney injury
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- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.4 No.2 30-36, 2014
- 著者名
- 清水泰輔 / 高柳佳織 / 長谷川元
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓 / 泌尿器
- 診療科目
- 循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 腎臓内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 腫瘍内科 / 手術・救急
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「Summary」低Na血症, 高Na血症は救急医療や集中治療領域での頻度が高く, したがってAKIでも高頻度で発症していることが推定される. 特に低Na血症の頻度は高く, その存在が予後規定因子の1つにもなっている. AKIの多くは腎循環不全と深く関連しており, この際, 尿細管への酸素供給低下によりNa・水再吸収障害が惹起されると考えられる. またCSWSやMRHEなどを含むNa喪失性の病態では, Na欠乏に起因する濃度異常とともに体液量減少に伴うAKIを発症する場合もあると思われるが, 基礎疾患の有無と程度などにより臨床像は異なってくると思われる. 薬剤による腎障害は多様な腎障害を惹起し, 同時に障害される尿細管の部位によりNa・水代謝異常を合併し, AKIとともにNa濃度異常を呈する場合もみられる. 「はじめに」「急性腎不全(ARF)」は急性の経過で高度な腎機能障害に陥った状態を指すが, 器質的なネフロン数の減少を意味する慢性腎不全とは異なり機能的な障害に止まることも多く, 可逆性の経過を辿る例も多い.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
