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HCC Best Practice
国立がんセンター中央病院における肝細胞癌治療の取り組み
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.1 No.3 52-59, 2009
- 著者名
- 近藤俊輔 / 山口智宏 / 萩原淳司 / 森実千種 / 上野 秀樹 / 奥坂拓志
- 記事体裁
- 連載 / 施設紹介 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 皮膚科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
「はじめに」肝癌は悪性新生物のなかで5番目に多く, 死亡者数では3番目に多い疾患である. 現在わが国では原発性肝癌による死亡者数は年間3万人を超え, 肺癌, 胃癌, 大腸癌に次ぐ第4位の癌死因となっている. その原発性肝癌のうち, 肝細胞癌は約95%を占めている. この肝細胞癌の患者数は1975年頃から著しく増加しており, 全国原発性肝癌追跡調査報告をもとにした推計では, 2002年の初発患者数は62,805人と算出された. わが国における肝細胞癌は, その大部分がC型肝炎ウイルス(hepatitis C virus;HCV)またはB型肝炎ウイルス(hepatitis B virus;HBV)の持続感染による慢性肝炎や肝硬変などを背景に発生する. 患者の約75%がHCV抗体陽性, 約17%がHBs抗原陽性である1). 近年, 肝細胞癌の発症高リスク群の患者を腹部超音波やCTなどの画像診断を用いて経過観察することで, 肝細胞癌は多くの症例で早期診断が可能となっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
