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肝癌バイオマーカー研究の現在
(1)切除組織を用いた肝癌バイオマーカーの探索と意義
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- 掲載誌
- The Liver Cancer Journal Vol.1 No.3 26-32, 2009
- 著者名
- 田中真二 / 有井滋樹
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- The Liver Cancer Journal
「Summary」バイオマーカーの探索はポストゲノム・オミックスの重要課題であり, かつ新規抗癌剤の開発と評価, 特に分子標的治療と密接に関連している. 生体内での「がん」という疾患は, 宿主の微小環境などが複雑に作用しており, 組織を用いたバイオマーカー研究が重要となっている. 本稿では, 主に肝癌の外科切除組織におけるオミックス研究とバイオマーカーを概説し, バイオマーカーと分子標的治療の関連, そして新しい治療コンセプトとその戦略的可能性について紹介する. 「緒言」優れたバイオマーカーは, 癌の診断や悪性度の評価のみならず治療選択および治療効果の検定において極めて重要である. ことに最近, 2つの点から一層の注目を集めている. 1つは, ポストゲノム研究の課題としての位置づけである1). 2003年4月14日, ヒト遺伝子の99%を99.99%以上の精度で解読したヒトゲノム計画の完全終了が宣言された2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
