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M-Review

MY SETBACKS 私が挫折しそうになった経験

第4回 二度とできない力技研究

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掲載誌
THE GI FOREFRONT Vol.15 No.1 78-79, 2019
著者名
杉山 敏郎
記事体裁
連載 / コラム / 抄録
疾患領域
消化器
診療科目
消化器内科
媒体
THE GI FOREFRONT

自慢できないが,実は私には「挫折しそうになった経験」が多い。よく考えると,挫折しそうになるには,多くは「その状況に関与した第三者」がいるわけで,これらは「時効」が過ぎるまでは公にしがたいことが多いのである。自身の誤解から「挫折しそうになり,後に,それが氷解した経験」は,むしろ,その人物の「人となり」を披露することとなるので「好ましい文」ができ上がる。おそらく世間からは,私は臆せず主張するタイプとみられているから,多くの読者は前者のような本音の挫折経験を期待しているのであろうが,前述の理由から書いてよい「挫折しそうになった経験」は自ずと限られる。前置きが長くなったので,本文。
期待と現実の結果の「落差」が大きいほど挫折を味わう。本企画は「挫折しそうになった経験」で,最期は挫折せずに済んだ経験なので,そのような経験を選んだ。大学院2年目のお正月明け20日頃であった。当時,私は立派な実験室のある札幌市内の病院に勤務していた(当時の大学院生では普通の勤務形態)。日曜日,実験中であったが,突然,電話が鳴った。日曜日に,しかも病院内の実験室に電話がくるのは,おおよそ見当がつく。当時の札幌医科大学第一内科谷内 昭教授からの電話であった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE GI FOREFRONT2019年7月号(Vol.15 No.1)

・ 新しい潮流にある上部消化器疾患の診療の考え方から,最新の研究動向に至るまでの幅広い情報を日本国内のみならず海外の動向も視野に入れて,年2回提供します。

・ 同領域の半年間の動向を一望できる,新しいスタイルの学術雑誌です。特に専門医を目指す“若手”の方の医学的関心を最大限に引き出します。 


読者対象

実際の消化器病診療に従事している若手医師で,将来専門医を目指したい,または消化管研究にもトライしてみたい人たち

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