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M-Review

CURRENT TOPICS 特集 食道がん研究の最前線

2 食道扁平上皮がんの発生機序

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掲載誌
THE GI FOREFRONT Vol.15 No.1 22-27, 2019
著者名
横山顕礼 / 大橋真也 / 武藤 学
記事体裁
特集 / 抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科
媒体
THE GI FOREFRONT

がんは高齢者で多発するが,食道扁平上皮がんは,加齢のみならず,地域,人種,飲酒や喫煙の嗜好などの生活習慣とも深く関連しており,慢性的な発がん物質の曝露が発がんの要因となるフィールドがん化を示すがんである。正常食道上皮では,加齢とともに遺伝子変異が蓄積し,変異を有する細胞の割合,すなわちクローンサイズも大きくなる。さらに,高度の飲酒・喫煙により,加速的に遺伝子変異が蓄積する。加齢により正常食道上皮で獲得されるNOTCH1変異をはじめとした遺伝子変異は,食道がんでも認められるが,その頻度はがんよりも高く,正常食道上皮と食道がんのクローン性増殖では,共通したメカニズムが存在する一方で,それぞれに固有のメカニズムの存在があることが示唆された。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE GI FOREFRONT2019年7月号(Vol.15 No.1)

・ 新しい潮流にある上部消化器疾患の診療の考え方から,最新の研究動向に至るまでの幅広い情報を日本国内のみならず海外の動向も視野に入れて,年2回提供します。

・ 同領域の半年間の動向を一望できる,新しいスタイルの学術雑誌です。特に専門医を目指す“若手”の方の医学的関心を最大限に引き出します。 


読者対象

実際の消化器病診療に従事している若手医師で,将来専門医を目指したい,または消化管研究にもトライしてみたい人たち

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