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M-Review

特集 造血幹細胞移植と血管病変

造血幹細胞移植と血栓性微小血管障害

Hematopoietic stem cell transplantation and thrombotic microangiopathy

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掲載誌
Angiology Frontier Vol.14 No.1 40-45, 2015
著者名
和田 英夫 / 松本 剛史 / 青田 卓実 / 山下 芳樹
記事体裁
抄録
疾患領域
血液
診療科目
血液内科
媒体
Angiology Frontier
Key Words
造血幹細胞移植,TMA,血管内皮細胞障害,破砕赤血球,血小板減少

「Summary」血栓性微小血管障害(TMA)は,消費性の血小板減少,破砕赤血球を認める溶血性貧血,ならびに微小血栓形成による臓器障害を呈する予後不良な病態である。TMAのなかには,特発性である血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)や志賀トキシン産生大腸菌(STEC)-溶血性尿毒症症候群(HUS),非典型HUS(aHUS)ならびに造血幹細胞移植(HSCT)に伴うTMA(HSCT関連TMA)などを含む二次性TMAがある。HSCT関連TMAを診断する特殊なバイオマーカーはなく,除外診断が重要である。HSCT関連TMAは血管内皮細胞障害により発症するので,血管内皮細胞障害をきたす種々の因子がリスクファクターと考えられている。HSCT関連TMAの治療には,対症的に免疫抑制薬の減量や血漿交換療法(PE)などが行われているが,いまだ治療効果は低く生命予後も悪い。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Angiology Frontier2015年4月号(Vol.14 No.1)

○ 末梢循環をめぐる基礎,臨床研究の進展などの最新の話題を臨床の第一線の現場に提供します。

○ 具体的な症例などを紹介し,臨床現場ですぐにお役立ていただける情報を提供します。

○ 診療科を問わずあらゆる「末梢循環障害」に関する情報を提供することで,それぞれの他科に対する相互理解を助けます。

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