画像診断―イメージングアプローチ
腎微小血管イメージングによる糖尿病性腎症に対する硫化水素の効果
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.13 No.4 58-64, 2015
- 著者名
- 山本徳則 / 山本順一郎 / 湯澤由紀夫
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 腎臓内科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「はじめに」硫化水素(H2S)は,一酸化窒素(NO),一酸化炭素(CO)に次ぐ第3のガスメッセンジャーであり,生物学的活性作用として神経伝達の修飾,平滑筋弛緩による血管拡張,インスリン分泌抑制やアポトーシスの調節などがあげられる.生体内におけるその産出はL-CysteinよりCystathionine γ-lyase(CSE)とCystathionine β-synthase(CBS)を主要な産生酵素として行われる.この産生酵素は細胞特異性に発現しており,例えば,平滑筋細胞にはCSE,脳神経細胞にはCBS,肝臓や膵β細胞にはCSEとCBSがともに分布している.しかしながら,個々の疾患病態への関与についての知見はいまだ乏しく,腎臓領域においてもそれらの発現やその機能・機構については明らかではない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
