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M-Review

血管医学検査:基礎から臨床へ

血管病のマイクロRNA

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掲載誌
血管医学 Vol.16 No.3 93-99, 2015
著者名
山口宗一
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 呼吸器
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
血管医学

「Summary」マイクロRNA(miRNA)が遺伝子発現制御に多大な影響を及ぼすために,細胞ひいては個体の生理的・病的機能を持つことが明らかになった.miRNAは今や2,500種類以上が報告され,その科学論文の数も年々うなぎ上りである.生命現象の根幹にも関わるmiRNAの血管病での最近の知見の一部をまとめてみた.特に,血管内皮細胞と血管平滑筋細胞のmiRNAについて,病気との関連を含めて概説してある.miRNAは病気のバイオマーカー(血管検査)としての働きのみならず,細胞間情報伝達のツールとしても重要である.今後も,あらゆる分野でmiRNAの意義,役割はますます大きくなることが予想される.
「Key words」DICER,血管内皮細胞,血管平滑筋細胞,細胞間情報伝達,エクソソーム,動脈硬化症,大動脈瘤,肺高血圧症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2015年9月号(Vol.16 No.3)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。

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