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M-Review

今が旬!マイクロRNA・エクソソーム最前線

マイクロRNA・エクソソームがもたらす老化現象

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掲載誌
血管医学 Vol.16 No.3 85-92, 2015
著者名
木根原匡希 / 田原栄俊
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 神経疾患 / 脳血管障害 / 癌
診療科目
循環器内科 / 神経内科 / 腫瘍内科 / 老年科
媒体
血管医学

細胞老化は,加齢のみならずさまざまなストレス応答により誘導されるようにプログラムされている.この老化プログラムは,癌化から回避する役割を持つと考えられている.近年,細胞老化を誘導する老化関連マイクロRNA(SA-miR)がいくつか同定された.SA-miRは,老化プログラムを制御し,腫瘍の増殖を抑制することが明らかとなってきた.一方で,SA-miRは,心血管疾患などの老化関連疾患の危険因子となることが報告されている.これらの知見は,抗腫瘍効果を示す核酸医薬の開発だけでなく,個体レベルにおいて細胞老化の抑制,および老化細胞を排除できる可能性を示唆している.SA-miR・エクソソームの機能・制御に関与する研究は,今後さらに重要になると考えられる.
「KEY WORD」細胞老化,マイクロRNA(miRNA),老化関連マイクロRNA(SA-miR),エクソソーム

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2015年9月号(Vol.16 No.3)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。

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