【特集 脳血管構築の特異性と認知症】
血管性認知症の画像診断
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- 掲載誌
- 血管医学 Vol.15 No.1 61-67, 2014
- 著者名
- 百島祐貴 / 藤原広和
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患 / 脳血管障害
- 診療科目
- 脳神経外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 放射線科 / 精神科
- 媒体
- 血管医学
「Summary」 血管性認知症を画像所見のみから診断することは難しい場合が多く, 臨床経過, 神経症状との対比が重要である. 血管性認知症に認められる画像所見は, (1)Binswanger病(大脳白質の虚血性変化), (2)ラクナ梗塞, (3)多発皮質梗塞, (4)特定の「戦略的部位」の梗塞, (5)出血性病変に大別できる. しかし, 純粋な脳血管性認知症は比較的少なく, 特に加齢とともにアルツハイマー病など変性認知症との合併が増加する. このほか鑑別すべきものとして, アミロイドアンギオパチー, 正常圧水頭症などが重要である. 「はじめに」 画像診断医にとって, 「認知症精査」を目的としてMRI, CTなどの診断を依頼されることは非常に多い. この場合, アルツハイマー病など変性認知症については, 比較的自信を持って, たとえば「アルツハイマー病疑い」といった報告書を作成できることが多いが, 血管性認知症についてはこれを確実に診断することはなかなか難しい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
