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M-Review

長い時空を旅する血液

第9回 東洋医学における血管観

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掲載誌
血管医学 Vol.15 No.1 87-91, 2014
著者名
丸山 征郎
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 脳血管障害
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 神経内科
媒体
血管医学

これまで医学, いわゆる「西洋医学における血管」について, その歴史と今を眺めてきた. それでは, 最近, 日本において日常臨床に取り入れられ, 研究も盛んになりつつある東洋医学(漢方, アーユルヴェーダ医学など)における"血管"観はどのようなものであろうか? ここでは, 特に生体全体を診ることを重視する"漢方"における血管, 循環について見てみたい. 「東洋医学における人体観」 「1. 五臓六腑と, あと1つの臓としての血管」 かつて筆者はある医師会の講演会に呼ばれ, その中で, 「第8の臓器:血管」と題したスライドを出したら, 最後に聴衆(医師)の一人から, 「五臓は知っているが, あとの3つの臓とは何か?」と質問されて, とっさには答えられなかったことがある. 確かに, 五臓六腑という言葉はよく使われ, この時の五臓とは, 心臓, 肺臓, 脾臓, 肝臓, 腎臓を指すということになっている. このほかに, 漢方では心臓を包んでいる心包を臓に入れることもある.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2014年3月号(Vol.15 No.1)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。

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