膵癌対策最前線
第8回 膵癌に対する内視鏡治療
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- 掲載誌
- Frontiers in Gastroenterology Vol.15 No.3 37-42, 2010
- 著者名
- 中井陽介 / 伊佐山浩通 / 外川修 / 濱田毅 / 永野里枝 / 宮林弘至 / 山本恵介 / 水野卓 / 毛利大 / 八木岡浩 / 八島陽子 / 川久保和道 / 佐々木隆 / 木暮宏史 / 有住俊彦 / 松原三郎 / 山本夏代 / 笹平直樹 / 平野賢二 / 辻野武 / 多田稔 / 小俣 政男 / 小池 和彦
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- Frontiers in Gastroenterology
「はじめに」 近年の画像診断の著しい進歩にもかかわらず, 膵癌は依然, 早期診断が困難であり, その切除率も20~30%程度と低いのが現状である. 少ない切除症例においても術後再発を高率に認め, その予後は不良である. 年間罹患数と死亡数はともに約2万人であり, 根治が難しい癌の1つである. このような予後不良の膵癌診療における内視鏡の役割には, 診断と治療の大きく2つが挙げられる. 診断については, 本誌2009年10月号に詳細に述べられており, 本稿では膵癌における内視鏡的治療について述べる. 膵癌は, その存在部位から閉塞性黄疸, 消化管閉塞など, 種々の症状を呈することが知られている. 膵頭部において胆管閉塞を来し閉塞性黄疸を生じた場合には, 内視鏡的胆管ドレナージの適応となる. 十二指腸浸潤による消化管閉塞, いわゆるgastric outlet obstruction (GOO)を生じた場合には, 内視鏡的消化管stentingの適応となる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
