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M-Review

【特集 災害時の排泄対策】

災害時のトイレ環境

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掲載誌
排尿障害プラクティス Vol.20 No.2 11-17, 2012
著者名
加藤篤
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 泌尿器
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 産婦人科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
排尿障害プラクティス

阪神・淡路大震災では, 水洗トイレの機能停止により「トイレパニック」という言葉が生まれ, 新潟県中越地震においては, トイレが嫌で水分を控え, 車中泊などの窮屈な生活で発症する「エコノミークラス症候群」が注目された. 東日本大震災では, 大規模かつ広範囲な被災により, 処理施設が壊滅的な被害を受け, 被災者に長期間にわたって仮設トイレの使用を強いるという深刻な状態を招いた. トイレ衛生問題は, 子ども, 女性, お年寄り, 障がい者など, 弱い立場の人に重くのしかかる. 災害時のトイレのあり方を根本的に見直す必要がある. 本稿では, 災害時のトイレ衛生の問題点を整理し, 今後の対策を打つうえでの方向性を整理する.
「はじめに」首都直下型地震は4年以内に70%の確率で発生するという予測がある. 東京湾北部で地震が起きた場合の被害想定として, 「下水道の復旧はこれまで中央防災会議は4日以内に復旧していると見込んでいたが, チーム(文部科学省)の計算では, 7~8割の復旧に2週間程度かかる(2012年3月31日, 朝日新聞)」と報じられた.
「Key Words」トイレの衛生, 水洗トイレの機能停止, トイレパニック, エコノミークラス症候群, 仮設トイレ

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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