【特集 筋骨格系と小胞体ストレス】
Ⅳ.小胞体ストレスがかかわる筋骨格系疾患 3.筋萎縮性側索硬化症における小胞体ストレスの関与と治療薬の可能性
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.32 No.2 85-90, 2018
- 著者名
- 嶋澤雅光 / 原英彰
- 記事体裁
- 特集 / 抄録
- 疾患領域
- 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科
- 媒体
- THE BONE
- Key Words
- 筋萎縮性側索硬化症 / 小胞体ストレス / GPNMB / ユビキチン陽性封入体
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)は,運動ニューロンが選択的かつ進行性に変性・脱落し,筋肉の萎縮や筋力低下,脱力を呈する進行性の神経変性疾患である.運動ニューロン疾患のなかでも患者数が最も多く,上位および下位運動ニューロンの選択的かつ進行性の変性・脱落を特徴とし,呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮および脱力を呈する.その結果,人工呼吸器の装着および寝たきりを余儀なくされ,最終的にALS患者の約半数が発症後平均3~5年以内に死亡する.ALSにおける運動ニューロン死の分子機構として,プロテアソームによるタンパク質分解経路の異常,ミトコンドリアの機能異常,酸化ストレス,小胞体ストレス,グルタミン酸興奮毒性および軸索輸送の異常などが提唱されているが,根本的な発症原因についてはそのほとんどが解明されておらず,根本的な治療薬も存在しない.本稿では,ALSと小胞体ストレスの関与ならびにその治療薬の可能性について概説する.
「KEY WORDS」筋萎縮性側索硬化症,小胞体ストレス,GPNMB,ユビキチン陽性封入体
「KEY WORDS」筋萎縮性側索硬化症,小胞体ストレス,GPNMB,ユビキチン陽性封入体
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
