小胞体ストレスとは,正しい立体構造を形成していないタンパク質が小胞体に蓄積する状態のことである.このような構造異常タンパク質は凝集体を形成して細胞死を引き起こし,さまざまな疾患を発症させる.このような危機的な状況に対処するために,細胞は小胞体ストレス応答機構を活性化する.本稿では,ヒトの小胞体ストレス応答の分子機構を概観する.
「KEY WORDS」小胞体ストレス,ATF6,IRE1,PERK,細胞小器官の量的調節機構
「KEY WORDS」小胞体ストレス,ATF6,IRE1,PERK,細胞小器官の量的調節機構

