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運動と骨Ⅱ
基礎 骨細胞の分子生物学
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.24 No.2 57-63, 2010
- 著者名
- 渡辺研 / 池田恭治
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 骨・関節
- 診療科目
- 一般内科 / 整形外科 / リハビリテーション科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 老年科
- 媒体
- THE BONE
骨細胞は骨に含まれる細胞の中で最も多く, 骨基質内に存在する. 骨細胞は永くメカニカルストレス受容細胞として提案されてきたが, 実験・評価系の不足のため, その細胞機能やメカニカルストレスシグナルの伝達(メカノトランスダクション)についての解明が進んでいなかった. 本稿では, 最近のマウス遺伝学を用いた分子生物学的手法が, 骨細胞機能とメカノトランスダクションの分子機構をひも解き始めたことから, 最近の知見を交えて概説する. 「はじめに」 運動などのメカニカルストレスによる骨量の調節には, 血流や神経, 筋肉など非骨性因子の関与が考えられている. 一般に, 筋肉隆々の屈強な人は骨太であることは受け入れやすい事実であり, バレーボール選手や重量上げ選手などは一般人と比べ明らかに骨量が多く, 運動・筋量と骨の相関がみられる. 近年, 中枢神経や腸管など, いくつかの場面で組織/臓器間シグナルにより骨代謝が制御されていることが明らかとなっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
