全文記事
運動と骨Ⅱ
臨床 健康づくりと運動
―運動器・骨格系の健康づくりの視点から―
掲載誌
THE BONE
Vol.24 No.2 65-70,
2010
著者名
鈴木隆雄
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
一般内科
/
整形外科
/
リハビリテーション科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
泌尿器科
/
老年科
媒体
THE BONE
健康づくりに果たす運動の意義は大きい. わが国でも1970年代より国家的な視点で国民の健康づくりに運動(身体活動)を重視した施策を実施してきている. しかし, まだその成果は充分とは言い難いのが現状である. 本稿では, 「健康日本21」, 「国民健康・栄養調査」あるいは「体力・運動能力調査」などのデータから健康づくりに果たす運動の現状を報告するとともに, 最近明らかにされた老化に関する長期縦断疫学データから高齢期における定期的運動習慣や骨密度の多寡がその後の死亡率に及ぼす影響についての研究結果を紹介する. 「はじめに ―「健康日本21」と健康づくり―」 身体活動・運動による疾病予防対策は, 1978年の第一次国民健康づくり対策以来, その重要性が認識されており, 生涯を通じた健康づくりを目標とした基盤整備が進められてきた. 2000年には, 新たな保健政策として「健康日本21」が公表され, 個人の健康観を尊重したうえで, 個々人が主体的に健康づくりに取り組めるようにするための社会的支援を行い, 健康寿命を延伸させることを目指すべく具体的取組みを明確化している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

