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M-Review

【特集 多発性骨髄腫の最新情報Ⅰ】

骨髄ニッチにおける骨髄腫細胞の増殖と生存のメカニズム

Regulating mechanism of myeloma cell growth and survival in the bone marrow niche.

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掲載誌
Pharma Medica Vol.33 No.12 15-20, 2015
著者名
秀島輝
記事体裁
抄録
疾患領域
血液 / 骨・関節 / 癌
診療科目
整形外科 / 血液内科 / 小児科
媒体
Pharma Medica
Key Words
多発性骨髄腫 / 骨髄ニッチ / 接着因子 / サイトカイン / シグナルトランスダクション

「はじめに」多発性骨髄腫は,悪性化した形質細胞(骨髄腫細胞)の骨髄内増殖を主病態とする血液疾患である。しばしば骨髄転移を引き起こす多くの固形癌(肺癌,前立腺癌,乳癌など)と同じく,骨髄腫細胞は骨髄ニッチ(骨髄微小環境)でさまざまな種類の細胞と相互反応をしている。その結果,骨髄腫細胞は増殖刺激や治療抵抗性などを獲得し,さらに骨髄ニッチを構成する細胞も骨髄腫細胞から分化や増殖の刺激を受けるという双方向でのシグナルループが介在している。したがって,骨髄腫細胞だけでなく骨髄ニッチを構成する細胞群の活性を抑制することは,間接的に骨髄腫細胞の増殖を抑制することにつながり得る。実際,最近開発されている治療薬は,骨髄腫細胞のみならず骨髄ニッチも治療標的にするものが少なくない。本稿では骨髄腫を専門としていない読者にも理解していただけるように,可能な限り平易に記述した。
「KEY WORDS」多発性骨髄腫,骨髄ニッチ,接着因子,サイトカイン,シグナルトランスダクション

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Pharma Medica2015年12月号(Vol.33 No.12)

臨床医・薬剤師を対象に,各種疾患治療に関する最先端の臨床学の学術的トピックスを解説。医学・薬学の中間領域を目指す学術月刊誌。医師の薬学に対する理解を深め,薬剤師にも臨床の啓蒙となる雑誌を基本方針として,近年注目されている臨床薬理学分野からも 高い評価を受けている。医学・薬学の中間領域を目指す総合学術誌

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