【特集 エビデンスに基づく機能性食品の現況と展望Ⅱ】
機能性食品の肥満におけるエビデンス
Evidence based anti-obesity supplements.
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.32 No.9 15-20, 2014
- 著者名
- 前田和久
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 栄養管理
- 診療科目
- 一般内科
- 媒体
- Pharma Medica
「はじめに」 肥満人口は世界中で急増し, 薬物治療や外科手術などのエビデンスに基づいた西洋医学の重要性は論を俟たない. しかし, 国内で唯一使用可能な抗肥満薬であるマジンドールは休薬後のリバウンドや耐性により効果が減退するという問題があり, また外科手術についても, 術後の精神疾患増悪の懸念が示唆されている. また現在, これらの治療はbody mass index (BMI) 35kg/m2以上の高度肥満患者に保険適応が限定されており, BMI 25kg/m2以上のいわゆる肥満症や, 正常体重維持を目指す健常者において食事・運動療法を補完代替するアプローチとして特に, 機能性を有する抗肥満サプリメントの市場規模は大きい. 一方, わが国では, そのエビデンスデータは一般消費者において容易に得難い現状がある. また同時に, 医療従事者が, 肥満および関連疾患にそれらの使用を推奨するにはエビデンスが不十分なものも多く, またエビデンスのあるものにおいても分野ごとに集約しているものは少ない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
