【特集 がんの分子標的治療:進歩と課題】
新たな抗体医薬PD-1抗体
Anti-PD-1 immune checkpoint in cancer.
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- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.31 No.11 23-26, 2013
- 著者名
- 工藤慶太 / 西尾誠人
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 呼吸器 / 腎臓 / 皮膚疾患 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 呼吸器内科 / 産婦人科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 腫瘍内科
- 媒体
- Pharma Medica
[はじめに] 抗CTLA-4抗体であるイピリムマブの悪性黒色腫に対する有用性が報告されて以後, 免疫チェックポイント阻害薬が注目されている. そのなかでも免疫応答を抑制するチェックポイント分子であるprogrammed cell death 1 (PD-1)はがんに対する免疫応答を減弱させる方向に作用することがわかっており, これらの作用を阻害することで抗腫瘍免疫を増強させると考えられている(図). 近年さまざまながん腫に対するPD-1, PD-L1を阻害する抗体薬(免疫チェックポイント阻害薬)の開発が注目されており, 本項ではこれらについて概説する. [I. PD-1について] PD-1は活性化リンパ球(T細胞, B細胞, ナチュラルキラー細胞など)に発現するCD28ファミリーに属する免疫チェックポイント分子である. 1992年, 本庶らによりT細胞の細胞死誘導時に発現が増強される遺伝子として分離同定された.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
