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M-Review

Psychiatric Lecture

疫学 日本における不眠症の実態と治療の動向

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掲載誌
精神科臨床 Legato Vol.2 No.4 14-19, 2016
著者名
三島和夫
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
精神科臨床 Legato

―日本では多くの人が睡眠に関する悩みを抱えているといわれています。実態を教えて下さい。
現在,わが国では20歳以上のおよそ3人に1人が入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒といった慢性不眠の症状を有しています1)。なかでも50歳以上の中高齢で増加するため,高齢化が進んだ国でより頻度が高く,日本では65歳以上の半数以上が不眠を訴えています。
不眠があるため苦痛を感じている,社会生活または職業的機能が妨げられるといったQOL 障害があるのが不眠症の定義ですが,そうすると臨床的に不眠症に該当するのは不眠を訴える人の約3人に1人にのぼります1)。なかでも,毎日のように不眠があって日中に問題を抱え,臨床的に治療が必要となる中等度以上の人は,先進国では6~8%といわれていますが2),日本でも7%が深刻な不眠症で悩んでいることが明らかとなっています1)。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

精神科臨床 Legato2016年10月号(Vol.2 No.4)

統合失調症や気分障害を中心に精神科領域全体を広く取り上げ,そのときのトレンドに沿った話題や読者が診療において役立つ情報を提供し,精神科臨床の向上に貢献することを目指したものである。

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