Learn more from previous clinical trial
膵がんにおけるFOLFIRINOX療法の試験
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.15 No.4 82-86, 2018
- 著者名
- 砂川 優 / 市川度
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 癌
- 診療科目
- 腫瘍内科
- 媒体
- がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
膵がんの治療として根治が期待できる治療は切除手術であるが,実際に切除可能な症例は20~30%程度に過ぎず,根治切除が可能であっても再発を高率に認める。
切除不能膵がんの化学療法は,1997年にゲムシタビンの症状緩和効果の有用性に加え,生存期間延長が確認され標準治療となり1),以降ゲムシタビン単剤療法をcontrol armとしてゲムシタビンと新規薬剤の併用療法を比較する試験が数多く行われた。第Ⅲ相臨床試験において,ゲムシタビン単剤療法に対するゲムシタビン+エルロチニブ併用療法2),ゲムシタビン+nab-パクリタキセル併用療法3)の優越性が示され,これらのレジメンが標準1次治療として増えたことに加え,2011年にはゲムシタビンを含まないFOLFIRINOX療法が開発され,大きく予後を改善するデータが示された4)。本稿では,現在切除不能膵がんの標準治療となっているFOLFIRINOX療法の臨床試験について解説する。
切除不能膵がんの化学療法は,1997年にゲムシタビンの症状緩和効果の有用性に加え,生存期間延長が確認され標準治療となり1),以降ゲムシタビン単剤療法をcontrol armとしてゲムシタビンと新規薬剤の併用療法を比較する試験が数多く行われた。第Ⅲ相臨床試験において,ゲムシタビン単剤療法に対するゲムシタビン+エルロチニブ併用療法2),ゲムシタビン+nab-パクリタキセル併用療法3)の優越性が示され,これらのレジメンが標準1次治療として増えたことに加え,2011年にはゲムシタビンを含まないFOLFIRINOX療法が開発され,大きく予後を改善するデータが示された4)。本稿では,現在切除不能膵がんの標準治療となっているFOLFIRINOX療法の臨床試験について解説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
