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M-Review

【Theme 免疫療法の今後の発展と課題】

免疫療法における殺細胞性抗がん剤/放射線治療との併用療法の可能性

Possibility of immunotherapy in combination with cytotoxic chemotherapy/radiotherapy

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.13 No.4 24-28, 2016
著者名
中谷綾 / 倉田宝保
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 呼吸器 / 消化器 / 皮膚疾患 / 泌尿器 / 癌
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
Key Words
免疫チェックポイント阻害薬 / 免疫応答誘導性細胞死 / 抗CTLA-4抗体 / 抗PD-1 / 抗PD-1/PD-L1抗体 / PD-L1抗体 / アブスコパル効果

「SUMMARY」従来の殺細胞性抗がん剤や放射線治療(RT)の免疫応答のメカニズムが解明されつつあり,その有望な効果が明らかになってきている。殺細胞性抗がん剤では,がん細胞が死滅してがん抗原が放出されると免疫応答誘導性細胞死(ICD)が誘導され,免疫応答を惹起して,腫瘍細胞を細胞死に至らせることがわかっている。またRTでは,アブスコパル効果により抗腫瘍免疫が活性化し,非照射のがん細胞にも抗腫瘍作用が起こることがわかっている。したがって,これらの作用に免疫チェックポイント阻害薬を投与することで相乗効果が期待できる。しかし,殺細胞性抗がん剤においては適切な投与量とタイミング,RTにおいては照射量閾値が存在し,それらを決定する必要がある。これらを解明すれば,殺細胞性抗がん剤やRTと免疫チェックポイント阻害薬の併用療法は期待できる治療法と考えられる。
「KEY WORDS」免疫チェックポイント阻害薬,免疫応答誘導性細胞死,抗CTLA-4抗体,抗PD-1/PD-L1抗体,アブスコパル効果

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2015年12月号(Vol.13 No.4)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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【Theme 免疫療法の今後の発展と課題】

世界肺癌学会(WCLC)