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M-Review

Pharmacogenomics and biomarker

免疫染色によるバイオマーカーのバリデーションに求められるもの

Validation of immunohistochemistry for biomarkers

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掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.13 No.4 76-81, 2016
著者名
吉田裕 / 関根 茂樹
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 呼吸器 / 消化器 / 血液 / 耳鼻科疾患 / 癌
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 消化器内科 / 血液内科 / 耳鼻咽喉科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)
Key Words
バイオマーカー / 免疫組織化学染色 / コンパニオン診断薬 / 精度管理 / 分析学的バリデーション

「SUMMARY」がん診療における個別化医療は,バイオマーカーの評価に基づく分子標的薬の使用対象の層別化を端緒として発展してきた。免疫組織化学染色(以下,免疫染色)は,簡便に腫瘍組織における蛋白発現を評価する検査法として,すでに多くの分子標的薬の適応決定の根拠(コンパニオン診断薬)として臨床応用されている。しかしながら,バイオマーカーの評価における免疫染色の分析学的妥当性を担保し,持続可能な精度管理を行うことは容易ではない。すなわち,患者の利益に直結する診断の正確性・再現性が,さまざまな要因で損なわれる可能性が現実に存在している。本稿では,バイオマーカー評価における免疫染色の重要性・検査結果に影響を及ぼしうる主要な諸因子を中心に解説した。Oncologistには,自分が臨床的判断の根拠としている免疫染色の結果が,どのような精度管理を受けて生み出されているものなのか,気にかけていただければ幸いである。
「KEY WORDS」バイオマーカー,免疫組織化学染色,コンパニオン診断薬,精度管理,分析学的バリデーション

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)2015年12月号(Vol.13 No.4)

◎ 期待される新しい治療法「がん分子標的治療」の最前線の取り組みを,臨床的な観点から紹介します。

◎ 分子標的治療に関わるトピックスをグローバルかつ多面的にとらえ,わかりやすく解説。

◎ 国内外の研究成果を臨床の現場にいち早く伝えることで,がん治療の発展に寄与します。

◎ がんの末期においても治療を決してあきらめない姿勢を伝えます。

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【Theme 免疫療法の今後の発展と課題】

世界肺癌学会(WCLC)