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WHITE PAPER 女性の健康をめぐる新たな潮流
不安とうつ―これまでとこれから―
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- 掲載誌
- WHITE Vol.1 No.1 44-47, 2013
- 著者名
- 中山和彦
- 記事体裁
- 連載 / 全文記事
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 精神疾患
- 診療科目
- 産婦人科 / 精神科
- 媒体
- WHITE
はじめに
精神疾患の成因や表現型に男女差があることは,古くから繰り返し指摘されてきた.その視線は男性性よりも女性性に向けられることがほとんどである.精神疾患の性差は,女性ホルモン分泌周期の影響など生物学的側面から説明されることもあれば,心理社会的因子との関連で論じられることもある.月経周期と関連した性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンと精神症状あるいは神経伝達物質の動態との関連を論じた報告は無数にあり「女性は女性ホルモンによって少なからぬ精神的影響を受けている」ことは自明のこととして扱われている.また女性の「心性」や「期待される性役割」などの心理社会的要因が精神疾患の形成や表現型に影響を与えることも,説明不要の前提として扱われることが多い.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
