Essay 痛みの記憶
痛みの記憶―過去の痛みと現在の痛み―
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- 掲載誌
- Practice of Pain Management Vol.6 No.3 54, 2015
- 著者名
- 仙波恵美子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患 / 骨・関節
- 診療科目
- 整形外科 / 神経内科 / 麻酔科 / 心療内科 / 精神科
- 媒体
- Practice of Pain Management
痛みの記憶というと,1年前の帯状疱疹を思い出す.2014年の3月,年度末と退職が重なり,多忙をきわめていた.東京出張から帰った翌日,左前腕にビリビリした痛みが出現し,上腕から肩,後頭部にまで広がり,耐えがたい牽引痛となった.神経根痛から頚椎症かと思ったら,手首に発疹が出現.帯状疱疹だった.原因がわかり,治療を開始してほっとしたものの,痛みは変わらず.退職記念祝賀会の日も迫ってくる.当日は朝から寝ていたが,主役が休むわけにはいかない.なんとか記念講演をこなし,バンドをバックに歌まで歌い,衣装も2回着替える.着替えるとき,左上肢の麻痺が出現していることに気づいた.祝賀会では退職のお祝いに駆けつけてくださった懐かしい皆さんにお会いして,楽しい時間はあっという間に過ぎた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
