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成人T細胞白血病

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掲載誌
Trends in Hematological Malignancies Vol.3 No.2 4-7, 2011
著者名
松岡雅雄
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
血液 / 感染症 / 癌
診療科目
血液内科 / 腫瘍内科
媒体
Trends in Hematological Malignancies

成人T細胞白血病の発症機構
 HTLV-1(human T-cell leukemia virus type-1)感染では感染細胞が非感染細胞と接触することによって,感染が成立する。このためHTLV-1感染には生きた感染細胞が必須である。HTLV-1は感染機会を増やすために生体内で感染細胞を増やすという戦略を取っている。HBZ, Taxなどの作用により細胞はポリクローナルに増殖するが,ウイルス抗原発現細胞は細胞傷害性Tリンパ球により排除される。ウイルス感染細胞数は感染者によって大体,一定しており,宿主免疫応答,遺伝的な背景によって規定されていると考えられている。糞線虫症などの感染が合併すると感染細胞数が増加し,成人T細胞白血病(ATL),HTLV-1関連脊髄症(HAM)の危険因子となることが知られている。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
Trends in Hematological Malignancies2011年9月号(Vol.3 No.2)

近年,造血器腫瘍診療の進歩はめざましく,新規の治療薬や治療法が次々と臨床の現場に導入される一方で,使用法や副作用をめぐるこれまでにはなかった問題点も新に生じてきている。本誌は,常にアップデートされていくエビデンスの中から臨床の現場に直結した最新情報を厳選し,視覚的効果を駆使しつつ「分かり易く」のコンセプトのもと一歩先のトレンドを指し示す。

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