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抗VEGFモノクローナル抗体Bevacizumabとバイオマーカー

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掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.2 No.1 39-43, 2009
著者名
松阪諭 / 水沼信之 / 畠 清彦
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
癌
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」 bevacizumabは血管内皮成長因子(vascular endothelial growth factor;VEGF)に特異的なヒト化モノクローナル抗体である. bevacizumabは, 消化管出血, 動脈血栓等の重篤な合併症をきたす可能性があり, bevacizumabの無効症例および耐性が予測できれば, 有害事象および経済的な面から有益であると考える. しかしbevacizumabの治療効果および有害事象を予測するバイオマーカーは, 確立されていない. これまでに報告されている中で, 末梢循環血管内皮細胞(CEC)および末梢循環血管内皮前駆細胞(CEP)が注目されている. CEC, CEPの測定は, 免疫組織化学染色法およびフローサイトメトリー法が一般的に行われているが, 今後トランスレーショナルリサーチの推進と多施設臨床試験により臨床的なエビデンスの確立と解析方法の標準化が必要である. 「はじめに」 bevacizumabは腫瘍細胞から分泌される血管内皮成長因子(vascular endothelial growth factor;VEGF)と結合し, 血管内皮細胞に発現するVEGFR-1, VEGFR-2受容体とVEGFとの結合を阻害することにより, 腫瘍血管新生を阻害して腫瘍細胞の増殖を抑制するヒト化モノクローナルIgG1抗体である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
大腸癌FRONTIER2009年3月号(Vol.2 No.1)

大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報を発信し,診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。

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