GI-Metabolism Forum
第3回GI-Metabolism Forum 特別講演 ガス分子による代謝システム制御機構の系統的探索と医学応用
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- 掲載誌
- THE GI FOREFRONT Vol.8 No.2 91-92, 2012
- 著者名
- 末松誠
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- THE GI FOREFRONT
「COはcystathionine β-synthase(CBS)の阻害薬」 鉄を含んだポルフィリン(ヘム)はフリーでは腎毒性があるため, 生体内ではheme oxygenaseにより速やかに分解され, この系で産生されるCOは肝臓や脳のneurovascular signallingとなっている. ガス分子は酵素など金属中心を有する補欠分子を持つ生体高分子に配位結合する. われわれはメタボローム解析装置を用いてガス分子受容体の系統的検索を行っており, メチオニンの代謝経路の律速酵素であるCBSが, COで抑制される第3のガスメディエーターである硫化水素の重要なresourceであることを明らかにした. そしてin vitroにおいて, COがCBSの阻害剤であることを示した(図1). 「脳におけるCOとCBSの役割」 脳にはガス生成系のheme oxygenaseとガス受容体候補のCBSが大量に発現している. COは低酸素により低下, COが下がるとCBS硫化水素系が活性化することによって血管拡張が起こる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
