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M-Review

QUESTION & ANSWER(インフルエンザ)

2013/2014シーズンに札幌で報告されたオセルタミビル耐性ウイルスはどこから来たのですか.

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掲載誌
インフルエンザ Vol.16 No.1 26-27, 2015
著者名
石黒信久
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

2013年11月から12月にかけて札幌市在住の(互いに接触がない)インフルエンザ患者6名からノイラミニダーゼ(NA)にH275Y変異をもつA(H1N1)pdm09ウイルス(以下,耐性ウイルス)が分離されました.in vitroの感受性を調べると,オセルタミビルおよびペラミビルに耐性を示しましたが,ザナミビルおよびラニナミビルに対して感受性を保持していました.6名の患者は検体採取前に抗インフルエンザ薬の投与を受けていないので,薬剤により耐性ウイルスが選択された可能性はありません1)2).その後,三重県3)と山形県4)から分離された耐性ウイルスと合わせてNA遺伝子の塩基配列を解析すると,国内の耐性ウイルスに特徴的なV241I,N369KおよびN386K変異をすべてもっており,同一由来と考えられました4).
「Key Words」A(H1N1)pdm09ウイルス,H275Y変異,オセルタミビル耐性,札幌市

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
インフルエンザ2015年1月号(Vol.16 No.1)

「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

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