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脳卒中診療のパラダイムシフト─新たな疾患概念ACVSと新規治療戦略
Ⅰ.ACVS 1.「TIAと急性脳梗塞」から「ACVS」への疾患概念の変遷
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- 掲載誌
- 血栓と循環 Vol.20 No.2 10-14, 2012
- 著者名
- 星野岳郎 / 内山 真一郎
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 脳血管障害
- 診療科目
- 脳神経外科 / 神経内科 / 手術・救急 / 放射線科
- 媒体
- 血栓と循環
§論文のポイント
[1]一過性脳虚血発作(TIA)とは局所虚血による一過性の神経症状で,画像検査で梗塞巣を認めないものとする見解と,梗塞巣の有無は問わないとする見解とがある.
[2]TIAは,発症直後に脳梗塞を再発するリスクが極めて高いので,良性の疾患として捉えるのは誤りである.
[3]TIAおよび軽症脳梗塞患者は,超急性期から評価・治療を開始することで,脳梗塞再発リスクを大幅に低減できる.
[4]TIAと急性脳梗塞は,同一スペクトラム上の疾患であり,疾患としての緊急度も同等である.
[5]循環器領域の急性冠症候群(ACS)にならい,TIAと急性脳梗塞を急性脳血管症候群(ACVS)の概念に包括することが提唱されている.
§キーワード 一過性脳虚血発作(transient ischemic attack:TIA)/急性脳梗塞/急性脳血管症候群(acute cerebrovascular syndrome:ACVS)/拡散強調画像(diffusion weighted image:DWI)/TIAクリニック※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
