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M-Review

【特集 がんと脂質】

Ⅱ.がんと脂質 分子メカニズムへ ミトコンドリア活性酸素とがん

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掲載誌
The Lipid Vol.25 No.4 79-83, 2014
著者名
三藤崇行 / 林純一
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 呼吸器 / 血液
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 血液内科 / 腫瘍内科
媒体
The Lipid

「Summary」Warburg効果の報告から半世紀以上が経過した近年,ようやくミトコンドリアとがんとの関係を説明する分子メカニズムの解明が進展してきている.われわれは最近,ミトコンドリアDNA(mtDNA)変異に起因するミトコンドリア活性酸素種(ROS)によってがん転移能の上昇が引き起こされるという現象を見出し,同現象の成立機構にphosphatase and tensine homolog(PTEN)とphosphoinositide 3-kinase(PI3K)によるイノシトールリン脂質代謝が重要な役割を果たしていることを報告した.本稿ではこの話題を中心に,ミトコンドリアROSとがんとの関係について概説する.
「Key Words」mtDNA,ミトコンドリアROS,がん転移能,HIF-1α,PTEN/PI3K-Akt経路

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Lipid2014年10月号(Vol.25 No.4)

近年の脂質代謝の研究は医学,工学,薬学,農学などあらゆる分野で,基礎的な研究にとどまらず応用の分野においても急速な進歩を遂げてきており,それらが病気の診断・治療に直接,間接に貢献してきたといえる。このような進展著しい脂質の研究の現況を,さまざまな視点から捉え,詳細な解説を加える専門誌。

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エネルギー代謝と遺伝子発現調節